介護予防クラブ ＬＯＣＯ

私たち介護予防クラブLOCOは、介護予防のための運動としてノルディックウォーキングを取り入れている事業所です。

事業所のすぐ隣に都立東綾瀬公園があり、公園内を「楽しく歩く」ためにノルディックウォーキングを取り入れております。

ノルディックウォーキングは両手にポールを持ち、歩行時には3点支持、4足で歩くスタイルのウォーキングです。両足にかかる負担を上半身に分散することで全身運動を行うことが出来るのが、ノルディックウォーキングの最大の特徴です。衰えた筋肉を向上させる為のリハビリでの活用、立ち上がる際などの安全確保や転倒予防に、あらゆる場面で活用できます。

介護予防クラブLOCOでは、スタッフ全員がノルディックウォーキング指導員の資格を持っており、ご利用者様全員分のノルディックポールもご用意しておりますので、安心してご参加いただけます。

介護予防クラブLOCOでは天気の良い日は毎日ノルディックウォーキングを行っております。

「一人での散歩は不安だけれど、安心して外を歩いてみたい」

「機械でのリハビリトレーニングではなく、自然に体を動かしたい」

などの思いのある方々が、介護予防クラブLOCOでのノルディックウォーキングを楽しんでいらっしゃいます。

毎朝、毎午後、事業所にいらした利用者様は、検温などの健康チェック後、ノルディックポールを使い公園内をウォーキングしています。

ノルディックウォーキングは運動経験のない方でも、2本のポールを持ち、ウォーキングするだけで行うことのできるスポーツです。

介護予防クラブLOCOでは、利用者の皆さんにとってスポーツに気軽に挑戦していただけるよう、ノルディックウォーキングをお勧めしております。

介護予防クラブLOCOは、定員10名の事業所です。 午前、午後と一日を半分に分け、ご参加の利用者様それぞれの筋力や体調などに合わせ２～4人ほどのグループを作り、スタッフが引率し公園内を歩いています。 利用者様によっては、スタッフと一対一でのウォーキングをすることもあります。

スタッフ全員がノルディックウォーキング指導員の資格を持っていますのでご安心ください。

お一人おひとりにご無理のない距離を、季節の草木や鳥のさえずりを見聞きしながらウォーキングしております。

はじめはポールの使い方に慣れないこともあるかもしれませんが、ポールを持っていることを意識せずに、一緒に歩く方々とおしゃべりしながら進んでいただくと、自然に使えるようになります。

足のしびれがあり、当初300歩くらいしか歩けなかった要支援の利用者様が、3年ほど介護予防クラブLOCOでノルディックウォーキングを続けられ、1キロの道のりを歩けるようになりました。

また、旅行が大好きでひとりで旅行に行ってみたいという思いのある利用者様が、ノルディックウォーキングを続けられたことで、ご自身の歩行に自信が付き、ひとりで海外旅行へ行かれたというご報告をいただきました。 ご旅行先から、ご報告として利用者様直筆の絵手紙が介護予防クラブLOCOに届いたときには、スタッフみんなで「歩く」ことを満喫されていらっしゃる利用者様を思い、心から嬉しく思いました。 ノルディックウォーキングには、利用者様の日々の生活に自信を取り戻す力があるのだと思います。

介護予防クラブLOCOでは、ご希望の利用者様にはノルディックポールを自宅でも使っていただいております。

普段でもノルディックポールを2本使い歩くことで、体のバランスが取れ、歩行に自信を持つことができるのです。

そこから、また歩こうという気持ちになり、いつまでも長く続けたいと前向きな気持ちが生まれるのかもしれません。

介護予防クラブLOCOでのレクリエーションはウォーキングがメインですが、散歩を終えられた利用者様には、室内でご自由にお過ごしいただいております。

室内でできるものは麻雀や将棋、囲碁、パソコンなど。屋内つり掘もあるので、釣りにいそしんでいただくこともできます。

まとまってみんなでやるということではなく、皆さんお好きなことをそれぞれご自由に行っていらっしゃいます。

介護予防クラブLOCOは、午前、午後に分かれた3時間ほどの短時間でご利用いただくデイサービスです。

隣接された東綾瀬公園内の桜が木陰を作っているので、日射を避け無理なくノルディックウォーキングを行っています。

感染症拡大の対策の観点からも２～４人のグループで、密にならないよう適度な距離を保っていただき、無理なく行っています。

介護予防クラブLOCOでは、これからもノルディックウォーキングを通じて介護予防のまちづくりに貢献していきたいと考えております。