アゼリーリハビリ倶楽部

アゼリーリハビリ倶楽部は、保育園や理学療法を学ぶ専門学校が併設されており、 設立当初より小さなお子様や学生の方々と利用者様との世代間交流が行われています。

現在は新型コロナウィルスの感染症拡大を防ぐため、直接の交流を控えていますが、 近くから子どもたちの声が聞こえてくる環境を大切に、お互いにとっての心のふれあいになればと思っております。

また、アゼリーリハビリ倶楽部では、体を動かすためのお手伝いをご提供しております。

ここでゆっくりと無理のない範囲で体を動かすことで、利用者様にとって、ご自宅での様々な動きが楽になってほしい、ご自身でできることを増やしてほしいと思っています。

日常の行動が少しでも楽になってほしい

利用者様の思いは様々ですが、そのすべては「自分でできる」ことにつながっています。

これからも、自分で買い物に行くことができるように 家族に頼ることなく、いつまでも自分でトイレに行けるように 休みなくここに通えるように… 利用者様の思いが、熱心にリハビリに取り組まれているお姿に表れていらっしゃいます。

今ある力を維持して、利用者様のやりたいことを実現し、続けていけるよう、 アゼリーリハビリ倶楽部は少しでもその思いが叶えられるよう、 お手伝いできたらと思っています。

多種多様な機械を使ったパワーリハビリも行っております。 機械の扱いに関してはスタッフが一緒に付き添って対応しているので みなさん抵抗なく、無理のない範囲でトレーニングをしています。

日々の生活の中、利用者様が困っていることに対して、スタッフが聞き取りを行い、 改善のための下肢筋力、上半身などの筋力を少しでも向上・保持できるような プログラムをお一人お一人に合わせて作っています。

リハビリで使用する機械は、あくまでも筋肉などの持久力をつけるためのものです。 「アゼリーリハビリ倶楽部」では、利用者様はスタッフと一緒に、使用する機械の負荷は軽く、 数を数えながらゆっくりと行っております。

楽しみながら、ゆっくりと繰り返し行うことが、利用者様それぞれの「できる」ことにつながる大切なポイントです。

アゼリーリハビリ倶楽部をご利用の方から、「歩行器を使って移動していたが、杖で歩けるようになったよ」というご報告を受けたことがあります。

歩行器という、両手での支えから、杖を使うだけの片手での支えで歩けるようになった。 日々のリハビリでの効果を喜んでくださったときは、我々にとってもこの上ない喜びです。

ご本人やご家族からのこのような喜びのご報告は、スタッフへの喜びにもつながります。 理学療法を学ぶ学生たちもまた、お互いのふれあいのなかで達成感を共感させていただいております。

利用者様方は、多くは午前午後通して、様々に体を動かしていることが多いです。 集団体操や階段昇降、手すりを使っての動作訓練なども行っております。

アゼリーリハビリ倶楽部の施設の中で、立ち上がりを訓練し、 下肢筋力に負荷をかけることも普段の生活行動の向上につながればと思います。

機械を使ったリハビリ以外でも、スタッフが得意分野を適宜アレンジし、身体を動かすメニューを考えています。 生活に沿った目標を利用者様と一緒に考え、設定する。

利用者様おひとりおひとりのお困りごとを、補助しながら改善し、 ご自宅での生活に少しでも生かせるようにと考えております。

アゼリーリハビリ倶楽部では、数人でグループを作り、買い物への外出も行っております。 近くにスーパーやコンビニエンスストアがあるので、無理のない距離を歩くことも大切なことです。

年中行事として、柴又帝釈天への初もうでやお花見も行っておりましたが、現在はどちらも新型コロナウィルス感染症拡大により、休止となっています。

買い物に関しては、暑さが落ち着き、感染症に対しても心配がなくなったころ、 また再開できたらと考えております。

現在、新型コロナウィルス感染症拡大について最大限の注意が必要です。

アゼリーリハビリ倶楽部では、定期的な消毒、スタッフはマスク・フェイスシールドの着用をしながら業務を行っております。

利用者様のご自宅での検温（37度以上の場合お休みしていただいております）や、ご利用中のみなさまへの体調管理なども、これまで以上に注意しながら活動を続けております。

ひとりでできたことに対して自信がついていくこと… 目標に向かって体を動かすことの大切さや、 「できる」ことへの喜びを アゼリーリハビリ倶楽部で味わっていただけたら嬉しいです。