リハビリデイサービス大きな手・天王寺

常に利用者様が第一優先と考えています。当施設に通っていただき、笑顔になってご自宅へ帰っていただけることを大切にしています。リハビリをメインとした施設ではありますが、ただ体を動かすだけではなく、笑いを交えながら過ごしていただくことや、入浴時も流れ作業にならぬよう、ひとりひとりゆっくり入っていただける時間を確保させていただいています。浴槽をまたぐのも、リハビリのひとつになりますので、どんな方にも浴槽に浸かっていただけるように心がけています。すべての行動をリハビリと捕らえて、常日頃からADL向上に努めています。

リハビリ重視の施設ですが、レクリエーション週間というものを毎月1週間だけ設けています。夏祭りや運動会など、利用者様にも安全に取り組んでいただけるような項目でおこなっています。スタッフが飴食い競争で顔を真っ白にすることもあり、利用者様から笑いも起こります。毎回とても楽しんでいただいています。利用者様との印象的なエピソードもあります。以前に通っていらした利用者様で、意思表示や発語が既にできない方がいらっしゃいました。入浴介助中に、その利用者さまの膝に私のおでこがぶつかった際、思わず「いてっ」と私が言うと、なんとその利用者様が「ふふふ」と笑ってくださったのです。そのことにはスタッフもみな驚きまして、ご家族へその旨お手紙をお書きしたくらいです。もちろん、ご家族の方もとても驚いていらっしゃいました。

新入社員に対しては、いつも私から初めに利用者様へ紹介しています。初日にいきなり利用者様と1対1になるとやはりお互いに緊張してしまいますので、必ず双方を知る人が間に入るということに気をつけています。また未経験で入社される方も少なくないですので、入浴介助やトイレ介助などの研修も必要に応じて実施しています。スタッフが分からないまま業務に入ってしまうと、スタッフ自身はもちろんですが利用者様も困ってしまうと思いますので、お互いが安心して過ごすことができるように教育体制も計画的にしっかりおこなっています。

施設の名前通り『リハビリデイサービス』として、体が元気になっていただきたいという思いは一番強いですが、体だけではなく心も元気になっていただければと思っています。スタッフは、いろんなキャラクターの人間がおりますので、そんなスタッフと共に本当に楽しい時間を過ごしていただければと思います。