リハビリあ・える

事業所を立ち上げたきっかけは平成18年4月の医療の改正です。病院でリハビリを受ける日数に制限がかかり「リハビリ難民」という言葉ができたほど、まだリハビリを継続したいという方が溢れていました。そこで同年12月にリハビリ専門の事業所を立ち上げ、リハビリが必要な方にリハビリを提供するようになりました。母体が病院なので、患者様がリハビリを継続できるように医師の指導のもと、午前と午後の2部制で3時間のリハビリテーションを行っています。専門セラピストがその方に合った個別のリハビリプログラムを作成しています。介護保険の認定を受けている方はもちろん、現在では介護保険を受けていない若い方でも自費にはなりますがセラピスト指導のもと、体幹トレーニングを実施しています。

多彩なプログラムを用意し、理学療法士（PT）・作業療法士（OT）・言語聴覚療法士（ST）がその方にあったプログラムを提供しています。特定疾患を持った方も対応できます。セラピストがアドバイスし、より効果的に改善できるようにサポートしています。入浴も、リハビリ入浴として1日10人程度、40分間1対1の同性介助で入浴リハビリを行います。個浴を使ってプライバシーを保護しながら、洗体、洗髪・またぎの訓練など福祉用具等を使って入浴のアドバイスをしています。課外リハビリとして、お墓参りやお買い物など目的を持って、実際に電車やバスに乗って目的地まで行き、外食もメニューを言えるか支払いは出来るかなども見ています。歩行訓練として花見をしたり、室内では起き上がりや洋服の脱着など生活における動作も訓練しています。

社会に必要とされる事業所を目指しています。利用者様に継続利用していただけるよう、新しいものを取り込みにも積極的です。ひきこもりがちな方も社会に参加できるよう、他の利用者様との関わりなどサポートしています。その結果、利用者様が笑顔になった、明るくなったなどのお声もあります。また、子育て中のスタッフも働きやすい環境が作れるよう、フォローが出来る体制をとっていきたいと思っています。