大原元気プラザデイサービスセンター塚越

経営母体は、「福祉の大原」で介護、福祉業界で即戦力で働ける人材を養成しています。もっと直接的に地域の方に貢献したい、支援したい、サービスを提供したいという想いから「資格の大原」がデイサービス事業所を立ち上げました。

介護の人を増やさない、介護度を上げないようにしたい、いつまでも健康に自宅で暮らして欲しいという想いから「頭からつま先まで全身を元気になってもらう」をモットーに運動特化型のデイサービスとして運営しています。しかし、単調な運動の繰り返しほど、つらく、つまらないものはないので、利用者様が来て良かった、楽しかった、体だけではなく心も豊かになって欲しいので、飽きずに楽しく続けられように、なおかつ、ご自宅でも簡単にできるメニューづくりに力を入れています。そして最大の特徴としては、運動特化型のデイサービスながら認知症予防・抑制にも力を入れている点です。

介護予防、認知症予防・抑制の為の豊富なメニューを用意しています。なかでも代表的な2つのメニューを紹介します。1つ目は「ふまねっと運動」です。歩行機能向上、認知症予防のメニューで、横3マス、タテ8マスの網目のネットを踏まずに、またいでいく運動です。歩行機能が低下すると、すり足になってしまい、ちょっとした段差でもつまずいて転倒してしまう危険が増えますが、しっかり足を上げて、すり足にならないようにする事で転倒防止につながります。童謡や唱歌を歌いながら、リズムにあわせて縦横、四方に歩くので認知症予防の効果もある運動です。2つ目は「ミッケルアート」です。回想法による認知症予防、進行抑制のメニューです。昔の風景などが描かれた1枚の絵を見て、利用者さま、私たちスタッフも含めて数人で語り合います。昔の記憶を思い出しながら、絵の中にちょっとした仕掛けも隠れていて、それを見つけてもらいながら語り合う事で脳の活性化を促します。利用者さま同士はもちろん、私たちスタッフのコミュケーションも増え楽しみな時間を過ごせると好評です。

劇的で印象深く心に残っている方、2名のお話しを紹介します。一人目は、自宅にこもりがちで、寝たきりに近く、歩くのもままならないような方が、1年間、根気よく通いづけた結果、今では1日2時間程度の散歩が出来る程に回復された事です。二人目は、アルツハイマーを発症され、当時の担当医から、あと3年でご自身や家族の名前すら思い出せなくなってしまうと診断された方が、3年経過した今でも、名前はもちろん、過去の記憶もしっかり覚えておられ、アルツハイマーの進行が抑制されている方がいらっしゃいます。ご自身、家族の方から喜び、感謝の声を頂戴しており、私たちスタッフも自分の事のように喜んでいます。

私たちスタッフは「利用者さま本位」「相手本位」の立場に立って「大原元気プラザ」の名前にもある通り、スタッフ自身が元気に支援に臨んでいます。利用者さまには、いつまでも健康に元気に日常の生活がおくれるように支援させていただく事が私たちスタッフの使命だと思っております。＊注：事業所種類につきまして、地域密着型施設に加えて第１号通所型サービスとしても兼営しておりますので、お気軽にご相談下さい。