デイサービスセンターおかげさま

利用者さまに無理に押し付けないことを大切にしております。午前中は、主にみなさまで体操などを行い、午後に個別機能訓練を行っているのですが、退屈されないように日々様々なゲームやクイズを用意し楽しく過ごせる空間と環境をご提供させていただきます。午前中の体操では、特に脳活性に関わることや、ストレッチなどを行いましてADLの維持・向上を目指して取り組んでいます。午後は、個別にプログラムを組むことで、個々の目的やお身体の状態に合わせて行い、一人ひとり異なる過ごし方が出来るようになっております。また、曜日よって異なりますが、スタッフ1名に対して利用者さま数を少人数で見ておりますので、ちょっとした変化にすぐ気がつくことができ、細かなサービスをご提供できるような体制となっております。

曜日対抗で行っている音楽活動と、昼食が特に高い評判をいただいております。音楽活動は、曜日別対抗で楽器演奏を練習し、演奏会を行います。その様子をビデオで撮影しご家族やケアマネージャー様にご協力いただき、どの演奏が魅力的だったか投票を行いまして表彰を行っています。こうした活動が、機能訓練の側面と、利用者さまのモチベーションアップの側面を併せ持っており、非常に高い満足を感じていただいています。食事は、専門の調理師がメニューの作成・調理を行っておりますので、みなさま毎食楽しみに通っておられます。またわたしたちの事業所には、救急救命を経験した看護師が常時おりますので医療的介助が必要な方でも対応が可能になります。他の事業所でお断りをされてしまった方でも、ぜひ一度わたしたちにご相談いただければと思います。

なによりも「傾聴」と「観察」を大切にしています。朝の送迎やバイタルチェック、入浴介助、利用者さまとの会話の中で、利用者さまの想いや体調・身体の変化をしっかり観察し、聴くことによって病床の早期発見・対処へとつなげられます。また、何か問題が起きたときや気になることがあった場合、直接ご家族へお電話や訪問させていただき、様子をお伝えしております。特にご家族が遠方の方は、なかなか様子をお伝えする機会がございませんので、直接お話する機会を担当者会議とは別に設け、細かく様子をお伝えしています。こうした日々の観察によって利用者さまが実は大病だったのですが早期発見することができ、病院へ無事搬送することが出来ました。毎日のちょっとした積み重ねを大切にしておりますので、最初は1日だけの体験だった方にも大変喜んでいただき、どんどん利用日数が増えています。よく利用者さまから「来るのが楽しい」「時間が過ぎるのが早い」と言われることが多く、スタッフの励みとなっています。