ゆくり

「人生に"生きがい"や"楽しみ"を持てる、有意義な時間を支えるケア」がモットーです。地域の高齢者や近隣の方に身近な印象を持ってほしい、家族の方への介護のアドバイスも含めた丁寧なサービスを目指しています。ゆくりの名前の由来は、響きとしてゆっくりゆったりしたイメージをしてほしいことと、縁を意味する「ゆかり」の古語体が「ゆくり」であることです。

継続することが何より大切だと考えているので、リハビリはつらいものではなく、楽しいものであるという方向から入れるよう取り組んでいます。

他ではあまりない音楽療法や温熱療法も取り入れています。音楽療法は週1回の実施です。ピアノの伴奏にあわせて童謡から演歌まで楽しく合唱し、リズムにあわせて手足を動かしたりゲームをすることもあります。一人では恥ずかしくても、みんなでやるから楽しく、仲良くなるきっかけにもなっています。温熱療法は随時受け付けております。温熱器という専用の器具を布越しに体にあてて、血流、リンパの循環を改善することで、うっ血の解消や鎮痛・消炎、けいれんの緩和、新陳代謝の促進などの効果が期待されます。リハビリに温熱療法で身体機能回復はもちろん、豊富なレク、季節行事、音楽療法で心のケアもバッチリです。楽しく、飽きずにリハビリを続けていただく、この方針がゆくりの最大の特徴であると思っています。

ストレスにより手の震えが止まらなくなり、日常生活の行動にも支障があった方が、根気よくリハビリを続けた結果、ストレスが軽減され手の震えがおさまった方がいらっしゃいました。そして一番、印象深く覚えているのは、医師から歩けないと判断された方が歩けるようになったケースもあり、わたしたちが驚かされてしまうこともあります。いかに楽しみながらリハビリを続けていくことが大切なのか実感しています。

ご利用者さま、ご家族さまが、どういう気持ちを持たれているのか？それに対して私たちスタッフが何をできるのかを常に考えて行動しています。ですから、「うちは、こういうやり方ですから」とご利用者さまに対して何か強要することはないので、ご安心ください。現在のご利用者さまの中には90代の方も元気に通われていらっしゃいます。いつまでも健康で元気でいたいと思っていらっしゃる方はぜひ、お越しください。