Interview
ご利用者さまと接するとき、大切にされていることを教えていただけますか?
ご利用者さまは、人生の大先輩です。「高齢者」や「弱者」とは思わず、出来る限り自分で出来ることはやっていただく、出来るところまでやってもらうということを徹底しています。最小限の手助けで訓練することが、毎日の生活運動にも繋がりますし、自立した生活を送ることが出来るようになると考えているからです。わたしたちは、ご利用さまが自宅に戻られたとき、日々の生活を送るとき、なるべく自分のことは自分で出来るよう、手助けをしていきます。わたしたちの施設は、バリアフリーを一切導入していません。それは、ご自宅に戻ったとき、必ずあるであろう家の段差などを想定して歩く訓練をしているからです。もちろん車イスの方にも、補助をしながら歩いてもらっています。ご利用者さまには、たのしい毎日を送っていただきたい、そんな気持ちでご利用者さまと接しています。