通所介護「庵 雅楽」

「庵　雅楽」とは呼んで字のごとしではありませんが、正統な楽しさを味わっていただけるような小さな家という意味です。 ご利用されるお一人お一人が本当に良かった。また今度はいつ？と言われるようなサービスを提供できるように、職員全員が考え対応させて頂いております。

小春日和は平成15年に訪問介護事業所から始まりました。当時はサービス内容として、入浴介助やおむつ交換、通院介助… 等現在より大変重度の方が多かったように思います。そんな中で、自宅での入浴が出 来ない方もおり、訪問入浴を利用するにも物理的にも無理なご家庭がありました。そうかと言って、通所介護を利用するのもなかなか出来難い方もあり、何とか出来たら良いなあと考えておりました。現在は半日型の通所介護も多くなりましたが、ほとんどがリハビリ中心で、入浴はないところばかりでした。そこで、入浴だけの半日型があれば、もっとご利用者様方のニーズに近づくと思いました。県下初の試みではありますが、パンフレットにも記載させていただいておりますとおり、「ヘルパーが自宅に来て風呂に入れてもらうのは面倒だ。一日型の通所介護は無理がある」そんな方々のニーズに寄り添った通所介護を開所しようと思い立ち上げました。現在では先ずは、通所介護サービスの入り口として利用され、隣接地にある一日型の通所介護以 「歳深み」と併用して利用されております方々もいらっしゃいます。

通所介護「庵　雅楽」は他に類を見ないような優雅な造りとなっており、室内の調度品や季節ごとの飾りつけは全て工芸品や中には人間国宝作の物を展示しております。ご利用者様方には本当に良いものをご提供できるようにさせて頂いております。また、入浴設備においては、「歳深み」同様に介護は人の手を基本に、機械浴等ではなく、職員がお一人お一人を安全に介助させて頂いており、全館軟水を使用した湯舟でゆっくりとお入りいただいております。