デイサービスセンターのびのび接骨院

自立した生活が営めるように、お身体の援助を運営方針として掲げています。指1本で何でも動かせる時代となり、身体の可動域がせまくなり筋肉が固まってしまい、転倒、骨折が増えている現状があります。私たちは身体全体を動かずリハビリ型のデイサービスであり、元気に過ごしていただけるようお手伝いをさせていただきたいと思っております。リハビリ型のデイサービスではありますが、介護ということを大切にさせていだいており「今日も１日楽しかった」「来てよかった」と思ってもらえるサービスの提供をスタッフ一同心がけています。

接骨院のノウハウも取り入れ運営しています。ホットパックを使用し、患部を温め血のめぐりを良くし痛みを緩和させます。運動しやすい気持ちにもなっていただいてから、病気にまけないからだづくりを目指します。今は、シニアヨガと呼ばれるイスに座った状態で出来るヨガを取り入れ、ヨガが受け入れやすいよう説明をしてから行っています。ヨガはサンスクリット語で結びつきという意味があり、体の心の結びつきがあり、身体のなかから元気になることを目指しています。骨に最初についている筋肉をしっかり鍛えることで体幹を鍛え、鼻から吸って口から吐くという呼吸法の練習にもなります。年を重ねると口呼吸が主になってしまうので、鼻呼吸の訓練にもなり、肺も鍛えられます。身体も温まるので、風邪・病気・冷え性の予防にもなります。こうした取り組みは4ヶ月ごとにメニューを変えています。来月から歩行を目標に、看護師・柔整師・機能訓練士など各部署と連携して柔軟性強化と筋肉性強化を週替わりで取り組んでいく予定です。個別メニューで、平行棒を利用して歩いてもらいますが、自分のことをしたいという気持ちを大切にして、お手伝いさせていただきたいと思っています。

無料の給茶機があり、お茶・コーヒー・紅茶を選んでいただきます。個人のお好みに合わせ、温かいもの、冷たいもの、お砂糖、レモン、ミルクなどを選んでいただきます。やってもらうことに慣れると脳の衰退につながってしまうので、ご自身で考えていただき、表現していただく機会になってほしいと思っています。会話も多くなり楽しみになり、利用者さま同士の交流の場としても使っていただきたいと思います。

腹筋・背筋を使用する機会も増え、姿勢が改善された、ボディバランスを使って、掴まらずに立てるようになった、というお声をいただいています。またほとんどのご利用者さまから、一か月ほど通っていただくと、身体のどこかに改善が感じられたという体験談をいただきます。スタッフ一同、ご利用者さまのお身体の改善ができるよう、ご自身でやっていただけるところは見守りながら対応させていただいています。