リハビリ型デイサービスあそんでおじゃれ

あそんでおじゃれという名は「遊びにいらっしゃい」という八丈島の言葉から、利用者様が自らお店の名前を提案してくれました。その名の通りリハビリ型デイサービスあそんでおじゃれは、八丈島に住む約7200人の方たちが気軽に遊びにこれるような環境づくりを行っています。

私は以前東京で柔道整復師養成校の教員として約10年間アメリカに住んでいました。柔道整復師として、アメリカの柔道オリンピックチームのケアをしていましたが、日本に帰国した際、自分で開業しようと思ったのがきっかけです。さらにきっかけを作ってくれたのが父でした。父の実家は八丈島で、機能訓練に特化したデイサービスがないから、そういう施設をつくったらたくさんの人に喜ばれるだろうという考えから、八丈島に移住することを決めました。

入所するとき利用者様にはインタビューを行います。その際目標はなにか尋ねると80％以上の人が「畑や植物を育てたい」といいます。島の人はネギやお芋を作っている方が多いため今後も継続して行っていきたい方が非常に多いです。なので動いたり座ったりする基本動作を継続的にできるように目標を立てます。リハビリ型デイサービスあそんでおじゃれでは機能訓練に特化した最新型マシンを導入してコンピューターと連動して動いている利用者の身体の状況がわかるようになっていますよ。あとはあそんでおじゃれ機能訓練指導員が考案した「おじゃれ体操」も楽しく体を動かしています。

八丈島ではリハビリ型デイサービスはなかったので最初は半信半疑で不信感しかなかった方が、実際にやってみてペットポトルのフタがあけられるようになってどんどん心を開いてくれるようになって私たちも嬉しかったですし、ご本人も喜んでくれました。リハビリ型デイサービスあそんでおじゃれは接骨院もやってるから相乗効果もすごくたかく今では元気に畑仕事してる方もものすごく多いです。

ご自宅玄関から施設までスタッフが付き添い送迎をしております。コロナ対策として利用者さんにはマスクの着用や車に乗る前の検温、手指消毒も行っています。また医療体制が脆弱な離島の施設としてご家族やご本人が東京に上京、来島した場合は一定期間のご利用を遠慮して頂くような対策をしております。また職員全ての健康状態も掲示しており、安心、安全に心がけております。ご不便おかけいたしますが、これも楽しみにしている施設利用者のためだと思い、絶対にサービスを止めないという強い気持ちでスタッフ一丸となって運営しております。いつまでも皆さんが元気でいられるように今後も頑張ります！