デイサービスセンター青空

地域に根差し、地域の方に愛される事業所でありたいと思っています。ご利用者さまとスタッフがコミュニケーションを密にとり、心の通い合った状態で介護をしていきたいです。コミュニケーションを密にとるために、特に送迎の時間と午前中の入浴時間を大事にしています。送迎の時間では同居されているご家族さまとお話しし、ご利用者さまのその日の体調確認、1日の振り返りもしています。そして入浴時間では入浴されている方だけでなく、お待ちの方ともたっぷりと会話できる機会になっています。また、機能訓練、リハビリは地道に継続していただきたいので、ご利用者さまにリラックスして楽しんでもらえることを第一に考えています。つらさや不快感ではなく気軽に体を動かせるよう、担当のスタッフが工夫を凝らしています。ご利用者さまの姿を見ていて、私たちも自然と笑顔が出て一緒に体を動かしている時があります。最後に、ご利用者さまから好評をいただいているのが昼食です。「おいしい、おいしい」「普段はあまり食べていないけど、ここに来ると食べ過ぎちゃう」とうれしい声があります。自家厨房で真心込めて手作り調理で、あたたかい食事をご用意しています。

今でも印象に残っている、大柄で右麻痺を患っていた男性の話をさせていただきます。通所当初は杖があればなんとか歩けていましたが、残念ながら悪化して入院されました。入院が長引く中、その方は在宅を希望されていたので、面識のある私とケアマネさんとで入院先に赴きました。「私が責任を持って介護させていただきます」と担当医に伝えて、在宅の運びとなりました。その方は私の顔を見た瞬間、安心されたようで「やっとうちに帰れる」と満面の笑みでした。翌日から私とスタッフとその方が一体となり、地道ながらも楽しいリハビリの日々が続きました。退院された直後の体力の衰えは激しく寝たきりに近い状態で、リハビリも1時間ももちませんでした。今では車いすの乗り降りもご自身でできますし、通所日は5時間ほど当施設で過ごされています。ありがたい事にケアマネさんからも「青空さんなら重度の方もしっかり面倒見てくれるので安心」と信頼していただいてます。

昨年までは10名定員の小規模で川崎区昭和で運営していましたが、みなさまのおかげで定員を18名に増員、同じ川崎区内ですが藤崎の地に移転して心機一転、頑張っています。レクリエーションやイベントは試行錯誤を繰り返していますが、ご利用者さまとそのご家族さまからも声をいただき、スタッフ一同で改善に励んでいます。定員数が増えたからこそ、今まで以上にご利用者さまとコミュニケーションをとって、心の通った介護を大切にしています。お気軽にご利用ください。