デイサービスセンター東光

デイサービスセンター東光は、平成３０年１１月から現在の場所に移ってまいりました。

一般住宅を改築した家庭的な雰囲気を持つ施設としてサービスの提供をしております。

利用者さまがご自宅で過ごされているような環境を目指し、 様々な工夫をしています。

通いの人が利用されるので、普段の生活の基盤はご自宅にあるからです。

そのため入浴や歩行、体操や調理などは、ご自宅でも行うことができるよう、 在宅での生活訓練にもなっています。

デイサービスセンター東光は1０数名の職員が働く小規模の施設です。

利用者さまからのご意見やご希望に対し柔軟に対応できるのが、 小規模事業所ならではの利点だと考えております。

利用者さまお一人のご意見でも、すぐにスタッフが聞き取り 翌日にはご希望の活動を行えるような体制です。

デイサービスセンター東光では、みんなで行う創作活動内容を 利用者さまが決めていらっしゃいます。

テレビや新聞などの情報を、利用者さまが自発的に活用し、 ご提案くださるのは素晴らしいことです。

ご自身の「やりたい」という お気持ちを大切にしています。

利用者さまの意欲が活動に対しての目的になるからです。

デイサービスセンター東光では、季節感を意識した創作活動や レクリエーションを企画しています。

例えば一緒に食べるものを作る調理レクで、 「夏」といえば「祭り」 だから「たこ焼き」や「かき氷」というような具合です。

専用の機械で「わたあめ」作りもできます。

庭や駐車場で行うバーベキュー「網焼き」は、 炭をおこして帆立などの魚介類や鶏肉などを焼いてみんなで食べました。 炭をおこすのは私たちスタッフですが、利用者さまがご指導くださることもあります。

デイサービスセンター東光をご利用される皆さんからの声で嬉しいのは、 ここで行った活動を家に帰られても思い出され、 ご自宅でもやることができたと報告を受けるときです。

これまで家庭で料理など一切して来なかった男性が、 ここでの調理レクで楽しそうに過ごしている姿を知った奥様が、 驚き喜んでくださいました。　

初めてでも、やってみたら面白い。

自分で作ったものを食べて美味しく料理を味わえることは何よりもの喜びです。 お月見の時にみんなでゴマ団子を作りましたが、 お団子を丸める動作は指や手のひらを使うので、 手先の運動にもなりますね。

デイサービスセンター東光では、日々の食事も和洋中とバラエティ豊かなメニューを栄養士が考えて提供しています。

「磯辺焼き」や「鶏肉のピカタ」「蓮根の挟み天ぷら」や「とろろ蕎麦」など。

基本的に皆さんご一緒のメニューですが、苦手なものは別のメニューに変えてご提供もできます。

今は新型コロナウィルス感染予防のため、デイサービスセンター東光では 消毒などの予防を徹底しています。

今までやっていたレクリエーションの麻雀やカラオケはしばらく休んでいます。

対面したり密になることを避けて活動してもらうので、 1人ずつ行うレクが最近では多いです。

時間をかけてセッティングして、ひとつの行程を一人ずつ順番でやっています。 手に触れるものはその都度消毒しながら、 できることを今はゆっくり行っています。

利用者さまから、「毎日来たい」「一日があっという間だった」などと聞くと心から嬉しく、励みになっております。アットホームな環境の中で、ひとつでも「自分でできる」ことを楽しんでいただき、ご自宅でも過ごしやすくなればと願っております。