アゼリーここからプラザ

アゼリーここからプラザは、総合事業（介護予防・日常生活支援総合事業）として平成30年4月にオープンしました。 江戸川区在住の事業対象の方（要支援１・２、介護認定を受ける前の方）へ、サービスを提供しております。

江戸川区の事業として展開されていた「熟年ふれあいセンター」が、平成29年度で終了。 熱心に通われていた区民の皆さまが引き続き通える場所として、平成30年4月「アゼリーここからプラザ」は生まれました。

利用者様は江戸川区の事業の時から引き続き通っていらっしゃる方が多いです。

１日に15名ほどの方々が、アゼリーここからプラザに通われております。

外に出かけるのはご近所程度、買い物もなかなか行く機会がないという方や、社会参加としてコミュニティに溶け込むことが難しいという方に、こちらでの仲間作りや創作活動を通して、ご健康を維持してくださるよう、様々なプログラムを考えております。

ご利用は２コースの時間設定があります。

「ふれあいコース（1日コース）20名　運営日　火曜～日曜」

利用者様の週に一度の楽しみをさらに深めていただくために、１日コースでは「フラワーアレンジメント教室」や「アロママッサージ」、英語の得意なスタッフが「英会話教室」を開いています。

「英会話」と聞くとハードルの高いイメージを持たれるかもしれませんが、アゼリーここからプラザでは、英語を覚えるというよりも日本語以外の言葉を使い、楽しみながら脳へのよい刺激を与えるプログラムとして行っております。 ボランティアの方が教えてくださる絵手紙や習字の教室もあります。

「いきいきコース（短時間コース）午前・午後各5名ずつ(リハビリメイン) 火曜～土曜」

半日の短時間コースでは主に体操を行っています。 ここに通い、体を動かすことで体調が楽になっているというお声をいただきました。

１日・半日コースともに、これからも利用者様が飽きないような新しいプログラムを、ご提供していきたいと考えております。

江戸川区の総合事業から引き続き10年以上通われている利用者様から、 「自分自身が、週に一度のここでの集まりを楽しみにしているから要介護になっていないのではないか」 「健康を維持するために通うのではなく、通っていることが健康につながっているのではないか」という話を伺いました。

「この場に参加できること」

「友達と会えること」

「一週間の楽しみがあること」

江戸川区での総合事業の頃から介護予防に重点を置き、施策として色々なプログラムを行なってきた背景もあり、利用者様のこのような意識も高いことが、健康維持につながっていることを実感しています。

平成３０年にオープンした総合事業「アゼリーここからプラザ」。 「こころ」と「からだ」の文字を取り「ここからプラザ」と名づけられました。 体だけなら本人の頑張りで筋力を維持できるのかもしれません。 しかし、心のケアは周りの力も必要なのかなと思っています。 そのために、アゼリーここからプラザのスタッフやボランティアメンバーと連携した健康サポートの必要性を感じております。

ここで人と触れ合う大切さを感じてほしい。 アゼリーここからプラザという名称には、 「心も体もバランスよく、いつまでもご健康で過ごせるように」という思いが詰まっています。

楽しみがあると「頑張れる」「ここがあってよかった」 アゼリーここからプラザが、利用者様にとってそう思える場所でありますように。