ファミリーケア船橋塚田さくら物語

認知症の方を多く受け入れており、非薬物療法として回想法を使ったレクリエーションや会話手法を取り入れて認知症の予防や進行速度がゆるやかになるよう支援させていただいています。スタッフの知識を高めるため、本や資料を提供したり回想法の話し方などまねしてもらう方法で勉強もしています。 まだ認知症の方の受け入れが強みであることが知られていないので、船橋市で一番になりたいと思っています。

庭が広いので、庭いじりが好きな方には菜園をしてもらっています。収穫した野菜などは食事にだしたりして喜んでいただいています。 言葉かけなどは一番意識して対応しています。とっさに出てくる「危ないから座ってて」「後でしてあげる」「ちょっとまって」などの言葉も、尊厳を持って対応したいので常日頃から気をつけています。

ご家族から「帰ってきた時の表情が違う」「他のデイサービスから帰ったときよりおだやかな顔をしてる」などいただくことが多いです。利用者さまから回想法による会話手法で伺ったお話しをご家族さまにお伝えすると「知らなかった。」と驚かれることが多く、大変よろこばれます。「西部劇が好きだった」という利用者さまは、映画俳優さんの名前が横文字なのですがスラスラと何人も出てきておどろかされることがあります。

楽しいと思っていただけているのだと思います。 短期記憶に障害があっても、嫌だと思ったこと、楽しいと思ったことは脳内に残っています。回想法も楽しくないと継続できないので楽しく盛り上げていくようにしています。

スタッフにはいつもおどろかされます。常に新しい情報を仕入れてきてくれて、機能訓練での体操の合間などを使って新聞での情報や健康情報など話しながら飽きないように工夫しています。

ここに来て楽しんでいただけたらいいかなと思っています。楽しいことは残っているので、ストレスのない楽しい1日を過ごしていただきたいです。